残暑も落ち着き、涼しい日が続いている10月の3連休の中日、登山者で混雑していない山を探して山梨県の黒岳に登ってきました。黒岳という山は日本中にあるので、御坂黒岳とも言われています。御坂山地の最高峰(1793m)のようでした。
駐車場(登山者用駐車場を利用 20台程度駐車可能)
すずらん群生地駐車場の手前300mぐらいの所に登山者専用駐車場があります。朝7時半ぐらいに到着しましたが、あと2~3台分しか空いていませんでした。
中に入るとこんな様子の駐車場で、10台分くらいしかありませんが、奥の看板がある方向へ道路が伸びており、駐車場への矢印があります。この奥にも駐車場があるようです。
登山道(危険な箇所はないが、登りはそれなりにキツイ)
駐車場から登山道入り口までは車道を登ります。しかし今日は寒い。念のために持ってきた薄手のダウンジャケットを早速着てしまいました。
8時11分に駐車場を出発しました。
歩き出してまもなく、すずらん群生地へ分岐する歩道を発見、そちらに進みます。
すぐにトイレを発見しました。駐車場にはトイレはありませんので、こちらで済ませておきましょう。
トイレの前後の道はこんな感じです。整備されており、とても歩きやすい道です。
すずらん群生地の敷地内に入ってきました。朝早いからか、誰もいません。
先ほどの売店?から階段を登って車道に出て来ましたが、案内板を見ると売店から北入り口~南入り口へ至り黒岳方向へ行くようです。来た道を少し戻ります。
売店を越えてすずらん群生地の北入り口付近です。看板と簡易的な柵がありました。
電流流れてんの?と思いながら柵は低いのでまたいで越えました。
すずらんの季節(春?)は綺麗なんでしょうね。今は草だらけでした。
すずらん群生地を抜けるとすぐに、先ほど止めた駐車場から伸びていた道路らしき道に合流し、その先に駐車場発見。やっぱりここまで来れたんですね。少しだけ損した気分になりました。
ここも最初の駐車場と同じく、10台ぐらい止められそうでした。
黒岳とは案内が出ていませんが、先ほどの案内板を信じてすずらん峠方向へ進みます。
一旦車道に出ましたが、すぐに案内表示があるので迷うことはなさそうです。しかし黒岳はこっちで合っているのかな~。
やっと体が温まってきたのでダウンを脱ぎます。
尾根のような道に出ました。歩きやすい。
結構細い道もあります。この沢を渡っていく道が細く、危険と言えば危険かも知れませんが、慎重に行けば何の問題もありませんでした。
沢沿いの細い道を抜けて進むと明るい感じになってきました。
ここがすずらん峠なんですね。左に行くと黒岳のようです。黒岳方向から歩いてきた方に聞くと、黒岳まではここから15分くらいとのことでした。
駐車場を出発して約1時間10分です。
こんな所もあれば。
こんな広い尾根沿の道もあります。
広くてどこが登山道なのか分かりませんが、とにかく上を目指します。
頂上(頂上は木の中で眺望はなし。200m先に展望スポットあり。)
なんか前触れなく頂上に到着しました。さっき見えてた稜線が頂上だったのか!
標高1793m、標識がないと頂上だと分からない感じです。
駐車場から1時間45分で到着しました。上の駐車場に停めていたら1時間半くらいでしたね。
200m先に富士山と河口湖が一望できる絶景ポイントがあるようなので行ってみます。
ガッツリ雲がかかっとるやないか~い!確かに今日の天気は晴れでしたが、河口湖周辺は霧がかかっていました。
絶景ポイントには雲がなくなるのを待っている方が数名いました。せっかちな我々は10分ぐらいで撤収を決断しました。下山します。
下山道(来た道を下山。下りは小走りで下山できる程の傾斜)
10時9分に下山開始です。
頂上からは2つの帰り道があり、どちらからでも同じ駐車場に行けそうでしたが、来た道を帰ります。ツインテラス方向です。
帰りは丁度良い傾斜で足が前に進みます。
ちょっと下った所から富士吉田の街と河口湖および不完全な富士山が見えました。あの雲がどけば完全に見えそうなのに、次から次へと雲が流れてきて見えないんです。今日のところはこれで勘弁してやる事にします。
すずらん峠に到着。下りは一瞬でした。
下りやすそうでしょ~。
登りで通った沢を渡る細い道です。
後半はつづら折りの道が続きます。ここも小走りで行けます。
登り途中で通過した車道ですが、帰りは若干疲れたので車道で帰ることにしました。
そのまま登山者専用駐車場まで到着。
時間の写真を撮るのを忘れましたが、到着は11時20分でしたので下山は1時間11分でした。
まとめ(危険な箇所もなく、手軽に登れる山)
御坂黒岳は約3時間で往復することが可能な足慣らしに丁度良い山だと感じました。3連休中日でもそこそこ空いており、危険な箇所もなく、駐車場も完備されたサクッと手軽に登れる山です。帰りはいつものラーメンではなく、おいしいパンケーキを食べて帰ります。お疲れ様でした~。
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